活動内容

「めだかサポーターの会」は、こんな活動を行っています。

自然観察

自然観察会 「酒匂川水系のメダカ」が泳ぐ小田原市桑原・鬼柳地区には、 水田を中心とした豊かな自然風景が残されています。 用水路や水田の植物、昆虫、メダカなどの水生生物を観察しながらの ウオーキングで自然に親しんでいます。

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水路見学

教育啓発活動

次世代を担う子どもたちに環境保護の大切さを伝えたい、 そんな思いで教育活動も行っています。 親子自然観察会、中高生夏休み環境保全活動ボランティア体験 受け入れ、市内の小学校への出張授業や校外学習への協力など。 大人むけには、小田原市公募型市民企画講座の開催、 市民交流センターイベントへの参加、市民活動サポートセンターへの 協力などを行っています。

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環境保全活動

「酒匂川水系のメダカ」は小田原市の条例で保護対象に指定されています。私たちは、市民の手でその生息環境を保全していく活動を行っています。春から秋まで、草刈り、水中の藻刈り、アメリカザリガニや オオフサモなどの有害外来生物の駆除、清掃、また年間を通してのパトロールなどを行っています。農家や農業団体と共同して新ビオトープ造成にも着手しています。

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ザリガニを数える

講演会・勉強会

メダカ生息地域の魚類、トンボなどの昆虫、水田とメダカの関係、 生態系の保護、他の団体の活動についてなど、幅広い分野での講演会、 勉強会を開催しています。神奈川県立生命の星・地球博物館や 県環境農政局水・緑部水産課、県内水面試験場など多方面から講師をお招きしてご協力をいただいています。

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調査研究活動

過去の遺伝子分析の結果、桑原・鬼柳地区のメダカは他地域の種と混雑の多い関東地方にあって、比較的遺伝子の在来性を保っている学術的に価値の高いものであることが確認されています。
「酒匂川水系のメダカと生息地を守る会」と神奈川県内水面試験場による定期調査に、水温、分布、外来種チェックなどの年24回のパトロールデータやアメリカザリガニ捕獲数推移などの情報提供で協力を続けています。

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レクリエーション

環境保全活動で汗を流したあとは、バーベキュー、スイカ割り、 餅つき大会など子どもたちとも一緒に楽しい時間を過ごし、 交流と親睦を深めています。

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広報・情報発信

神奈川県内では唯一の野生メダカ生息地である伝統的な水田景観、 絶滅危惧植物が10種類も自生するこの豊かな自然環境をどのように 維持し、管理していくのか、ウェッブサイトやフェイスブックなどで 情報発信し、他の団体や市民の皆さんと知恵や貴重な情報を 交換・共有しています。